エンジンの形したこのマークって?
2018年12月23日
こんにちは、車買取KTM です。
いつものように運転中、オレンジ色の何かがポツンと点灯・・・
初めて見るエンジンの形をした表示がメーターの中で光ってます。
普段見ることのないオレンジ色の表示が突然、点灯すると「あれ? 何これって? 故障かな?」
実は、このエンジンの形をしたオレンジ色のマークの正体 は・・・・
その正体はエンジン警告灯です。
何を知らせてるの? エンジン警告灯って何?
車のエンジンには、いろいろなセンサーが取り付けられています。
排気ガスの酸素の濃度を測ったり、エンジンが吸い込む空気の量を測ったり
たくさんのセンサーがエンジンの周りに取り付けられています。
そんなセンサーなどに異常が出た時に点灯するのが エンジン警告灯 なのです
一般的には「エンジンチェックランプ」と呼ぶことが多いようです。
エンジン警告灯 が点灯した場合、どこに異常があるのかというのは簡単には
分からないのでディーラーや整備工場で点検する事になります。
エンジン警告灯 が点灯していても、エンジンの調子が大丈夫だと思ったら、
とりあえずは運転しても問題はないようですね。
実はメーター内の警告灯は大きく分けて、赤色ランプと、オレンジ色ランプの2種類があり
赤いランプが点灯している場合は、直ちに運転をやめなければいけませんが
オレンジ色ランプの場合は、異常はあるが、とりあえず走行は出来ますという意味です。
エンジン警告灯が点灯する原因は、いくつかあります。
ガソリン車の場合、エンジン警告灯が点灯する原因の1つにO2センサー の異常があります。
O2センサー というのは、排気ガス中の酸素濃度を検知するためのセンサーで、
排気ガスの酸素濃度を計測することで燃焼の状態がわかるというものです。
←O2センサー
実際に排気ガスの酸素濃度が異常値になってエンジン警告灯 が点灯する場合と
センサー本体が故障して警告灯が点灯する場合とがあります。
もう一つの原因は、エアフロメーターという空気を吸い込む量を測る装置があり
異常値を検出した場合、エンジン警告灯 が点灯するようになっています。
こちらも、エアフロメーター本体が故障しても警告灯が点灯します。
また、ディーラーに持っていく前に エンジン警告灯 が消えてしまう場合がありますが
車のコンピューターは エンジン警告灯 が点灯したことを記録しているため
そのままディーラーに預けてしまっても問題ありません。
私の経験上では O2センサー の異常が大半を占めていたと思います。
O2センサーを交換すると
○ 快適なな走りが戻る
○ アイドリングが安定する
○ 燃費が改善される
などなど・・・
もし、エンジン警告灯 が点灯した場合は、慌てずにディーラーなどに連絡して
原因を把握することが大事ですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
車買取KTM スタッフ (^O^)